思い出だらけの夏休み、無事終了!

放課後等デイサービス アイズ

2019年08月23日 15:39

今日で2019年アイズの夏休みプログラムは終了となりました。
低学年だけになった昨年4月からあっという間に1年が過ぎ、何とか形が整ってきた中での国久との合併。
形が出来てきた中だっただけに正直大きな戸惑いがありましたが、何より子ども達、また保護者の皆様はもっと不安だったと思います。

そして小学1年生~高校1年生までの異年齢で迎えたこの夏休み、保護者の皆様のおかげで大きな事故やケガもなく無事に最終日を迎えることが出来ました。
細かな変更やたくさんのお願い事にも快くご協力いただき、本当に感謝しかありません。

この夏休みの中で子ども達の普段見られない姿をたくさん目にすることができました。

特定のスタッフとしか話さない児童が小さな子にそっと手助けをする姿。
頼まれたわけではないのに肢体不自由の子の手をとり一緒に階段を下りる高学年。
1つ年下の子と一緒に発言をしなければいけない場面で優しく言うことを教えてあげる児童。
投げ餅で近くにいた小さな子に拾ったお菓子をそっと渡す児童。
いつもはスタッフにしか話しかけない子が他児に話しかける姿や、夏休み中に初めて顔を合わせた同士弾む会話、子ども達のちょっとした成長を感じる一面が伝えきれないほどありました。

日ごろ保護者の皆様にアイズでの様子をお話すると、意外な話にビックリされる方が多くいます。
でも私たち大人も家から一歩外に出た時にいろいろな場面で違う顔を見せるように、子ども達もまた家庭と学校、アイズでは違う顔を持っていると思います。
そうした違う顔が増えていくことが大人になる事なのかもしれません。
それが良い事なのか悪い事なのかわかりませんが、子ども達の世界はまだまだ狭く小さいので、大人になり広い社会に出た時に、少しでも生きづらさを感じないように、また生きづらさを感じても自分の居場所を見つけられるチカラをつけてほしいと思います。

この夏休みには初めて体験経験することがたくさんあり、ほんの少し子ども達が新しい事に挑戦する手伝いをさせていただきました。
『また行きたい』 『またやりたい』と思う気持ちは、まだ与えられた中からでしか生まれない感情ですが、自らやりたい事を見つける力を育むことが生きる力となっていくと信じ、これからも子ども達の『やりたい事』 『挑戦してみたい事』の手助けをしていきたいと思います。

今年も暑かった夏休みお疲れさまでした。

そして最後に個人的な感想ではありますが、この夏休みを無事に終えることが出来たのも、スタッフが一丸となりチームワークよく協力し合えた結果だと思います。
企画から実行まで安心して任せることのできるスタッフ達、個性あふれるメンバーですが、足りない所を補い合いながら子ども達の為にみんなが力を貸してくれました。
この夏休みを通しこのアイズのスタッフと共に仕事ができる事を誇りに思います。
スタッフのみなさんもお疲れさまでした。
来週はまだ夏休み気分が抜けずにいる子ども達だと思いますが、少しずついつもの調子を取り戻して、学習に集団療育にと頑張ってほしいと思います。

保護者の皆様も本当にありがとうございました。








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